和菓子の街・幡ヶ谷 その3:新宿中村屋 幡ヶ谷店
幡ヶ谷の素敵な和菓子屋さんを紹介する本シリーズ、しばらく間があきましたが、私がぜひとも紹介せねばと思っていたお店の登場です。
幡ヶ谷六号通り商店街の真ん中に位置する新宿中村屋 幡ヶ谷店です。
新宿中村屋といえば、カレーパン・中華まん・月餅など有名商品がたくさんある、和洋菓子屋であり洋食屋でもある伝統店。
そして多くの芸術家を支援したことでも有名です。建て替え前の新宿本店には名画が飾られていましたし、新しいビルには中村屋サロン美術館が設けられています。
美術好きの母をたびたび連れて行って喜ばれた私としては、中村屋の幡ヶ谷店も気になる存在でした。そして中村屋のサイトで調べてみても、販売店一覧に載っていないのが不思議でした。
今回お話しを伺ったところ、昭和36年(1961年)から新宿中村屋の販売店をしているそうです。
直営店ではないために、中村屋のサイトには載っていないのです。
ウンチクが長くなりました。本題のお菓子の紹介と参りましょう。
まず、私にとって中村屋のお菓子といえばコチラ。
月餅です。特に木の実餡の月餅が私は好きです。
中には木の実がギッシリ!
これがとっても美味しくて、帰省のお土産に毎回買っていた時期がありました。ある時、地元のスーパーで普通に売っていると知ってショックを受けつつ、中村屋のお菓子が日本中に浸透していることを知ったのでした。
この季節は水ようかんもいいですね!
さてこちらのお店、直営店ではない故に、中村屋以外の商品も一部取り扱っているのだとか。
こちらは大阪から仕入れている極上羊羹。美しさで目も楽しませてくれます。
さらに、お酒の販売資格も取得されています。
50年以上の歴史を持つお店が、伝統を維持しながら新しいことにも挑んでいる様子に、自分も積極的にチャレンジしなければっ!と思いました。
買って帰ったお菓子は撮影の後みんなで味わって、ちょっと贅沢な休憩タイムとなりました。
(H)
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