「暑サニマケズ、火事ニモマケズ」
すっかり暑いですね。
暑いので、日差しを避けるべく幡ヶ谷駅南口から少し離れて、緑道のあたりで木陰を求めて徘徊しておりますと、少し先の方から威勢の良い明らかに体育会系な掛け声が響いてきます。
学校で運動会の練習でもしているのかと思って様子をうかがってみたところ、分厚い消防服に身を包んだ若者達が高いハシゴを登ったり降りたり、一方では整列して教官に指導されたり、炎に見立てた的に放水したりしています。
なんでもこの近所には、消防学校とか消防庁装備工場などの消防庁関連の施設が集まっていて、消防士を目指す若者たちが訓練中、という感じだったようです。
暑い中あんな重装備で大変だなぁ、なんて思いながら訓練場の裏手に回ってみれば、
消防技術安全所という所があって消防装備のちょっとした展示もありましたよ。
消火ホースとかロープとか持ってみると意外と重たいもので、さっき見た訓練の厳しさに一人で納得してみたりしました。
観覧に手続きのようなものも要らないですから、強烈な日差しを避けて、涼みがてらフラッと入ってみるのも一興かと。
何事も起きないのが一番ですが、何かあった時のためにぜひ頑張って欲しい。
訓練生の方々にそんな期待をこめたエールを密かに送りつつ、また町の徘徊に戻るのでした。(Mr)
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