飛んだところで豚は豚だぜ
会社の近所にある飲み屋さんの植え込みに、こんなものが置いて(捨てて?)ありました。
可愛らしい羽のついた豚の置物。ブロンズ製なのか鈍い茶色の光沢があります。さて、この「羽の生えた豚」というモチーフですが、調べてみるとちゃんとした由来があるみたいです。
英語では「When pigs fly(豚が飛んだ時)」とか「When pigs have wings(豚に羽が生えた時)」などと言って、「絶対にありえないこと」の暗喩なのだとか。
「カブスがワールド・シリーズで優勝するなんて、豚が空飛ぶようなもんさ!」なんて言うのでしょうかね。
したがってこの羽の生えた豚の置物には「不可能を可能にする」といった意味があるので、こんな風に植え込みにほうっておいていいものではないのです。お店の人、早くどうにかしてあげてください。
無駄知識:1909年、あるイギリスのパイロットがこの表現を茶化して飛行機に子豚を乗せて空を飛びました。これが史上初の飛行機による動物の輸送だそうです。(W)
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